説明

株式会社ファーベスにより出願された特許

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【課題】騒音が少なく且つ操舵フィーリングの良い電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】電動パワーステアリング装置1が、操舵部材2の操作に応じて軸方向に移動される転舵軸としてのラックバー8を含む操舵機構Aに、歯車を含む減速機17を介して電動モータ16の動力を付与して操舵補助する。ラックバー8が軸方向に移動すると、これに伴ってピストン20が油圧シリンダ21内を移動し、ピストン20のオリフィス24内を油が流通する。路面からの逆入力による比較的高速の振動(例えば15〜20Hz程度)はオリフィス24を流通する油の粘性抵抗からなる減衰力により減衰され、歯打ち音による騒音が低減される。操舵部材を操作しての通常操舵によるピストン20の移動は例えば1〜2Hzで低速であるので、オリフィス24による減衰力はほとんど働かず、操舵フィーリングが悪化しない。 (もっと読む)


【課題】 回転速度に関わらず、精度良くデッドタイムの設定に伴う電流歪みを補償することができるモータ制御装置を提供すること。
【解決手段】 マイコン11は、ブラシレスモータ2の回転角速度ωを演算する回転角速度演算部35と、その回転角速度ωに基づいて、フィードバックゲイン(Kdp,Kdi,Kqp,Kqi)を決定するフィードバックゲイン決定部36と、デッドタイム補償量βu,βv,βwを決定するデッドタイム補償量決定部40とを備える。そして、フィードバックゲイン決定部36は、回転角速度ωの絶対値が大、即ちブラシレスモータ2が高速に回転するほど、追従性の高い大きな値を有するフィードバックゲイン(Kdp,Kdi,Kqp,Kqi)を決定し、デッドタイム補償量決定部40は、回転角速度ωの絶対値が大となるほど小さな値を有するデッドタイム補償量βu,βv,βwを決定する。 (もっと読む)


【課題】減速機構での騒音の発生を抑制するとともに、電動モータに過大な負荷がかかることを防止する。
【解決手段】操舵部材1の操作に応じて電動モータ5を駆動して操舵補助する電動パワーステアリング装置であって、電動モータ5の回転軸5aに連結された駆動ギヤ61と、操舵軸(出力軸12)に嵌着され駆動ギヤ61に噛み合う従動ギヤ62とを備えている。従動ギヤ62は樹脂製の外径部62Aを有し、外径部62Aには、隣り合う歯部62a,62a間の歯隙部62bから中心側に切れ込む切込み溝21が形成されていて、各歯部62aは周方向にたわみ変形が可能となっている。 (もっと読む)


【課題】始動又は再始動する際に操舵フィーリングを損なうことのない電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】初期状態を検出した時に、目標電流Im*の絶対値が判定電流Im0以下となるまで、若しくは、初期状態を検出してから所定時間T1を経過するまでの間に、通常比例ゲインKp1及び通常積分ゲインKi1よりも小さな初期比例ゲインKp2及び初期積分ゲインKi2を設定する。 (もっと読む)


【課題】ホーンパッドの振動を抑制し、アクチュエータから伝達される振動による作動音を低減する車両用操舵装置を提供する。
【解決手段】スポーク部芯金2cとホーンプレート2eとの間には、制振部材2hが設けられている。この制振部材2hはスポーク部芯金2cとホーンプレート2eの対向する面と接触している。なお、この制振部材2hはスポーク部芯金2cに接着されており、上記スポーク部芯金2cとホーンプレート2eとは、図示は割愛しているがボルト等により締結されている。なお、制振部材2hとしては例えばゴム部材、制振鋼板、スポンジ部材等々を適宜に採用できる。 (もっと読む)


【課題】操舵補助の非動作時に減速機構での騒音の発生を防止もしくは抑制する。
【解決手段】操舵部材1の操作に応じて電動モータ5,6を駆動して操舵補助する電動パワーステアリング装置であって、第1と第2の各電動モータ5,6の回転軸5a,6aにそれぞれ連結された第1と第2の駆動ギヤ71,72と、操舵軸2に嵌着され上記第1と第2の駆動ギヤ71,72に噛み合う従動ギヤ73と、操舵補助の非動作時に第1と第2の駆動ギヤ71,72から従動ギヤ73に互いに逆方向の回転力が加わるよう第1と第2の電動モータ5,6の駆動を制御する制動制御手段261B(ECU8に含まれるマイクロコンピュータ26のCPU)とを備え、駆動ギヤ71,72と従動ギヤ73との歯部が圧接した状態で従動ギヤ73がいずれの方向にも回転しないようにロックされるようにしている。 (もっと読む)


【課題】合成樹脂材製の磁気漏れ防止部材の収縮に起因するトルク検出精度の低下を防止できるトルクセンサを提供する。
【解決手段】磁性材製第1シャフトを覆う非磁性材製筒状磁気漏れ防止部材12を磁性材製第1検出筒13が覆う。第1検出筒13の一端と、第2シャフトと同行回転する磁性材製の第2検出筒の一端とを通過する磁束に対する磁気抵抗は、両検出筒の一端に周方向に沿って複数の歯が設けられることで、両シャフトの伝達トルクに応じた弾性的な相対回転に応じ変化する。第1シャフトと第1検出筒13を、磁気漏れ防止部材12の成形型内に合成樹脂材の注入前に挿入し、磁気漏れ防止部材12と同行回転するよう一体化する。第1検出筒13の一端の歯13aの周方向間における樹脂保持空間の周方向間隔Wを、第1検出筒13の他端に向かうに従って漸次小さくする。樹脂保持空間で固化した合成樹脂材は収縮することで歯13aに押し付けられる。 (もっと読む)


【課題】 車種を問わず、ケーブルケースのケース外筒構成体を車両本体に対して回り止めすることが可能な操舵装置を提供する。
【解決手段】 本発明の操舵装置10によれば、ゴムブーツ120の上側部分が、ケーブルケース39のケース外筒構成体41に嵌合固定され、ゴムブーツ120の下側部分が、その周方向の全体に亘って車両本体14のダッシュボード100に固定されるので、従来、V字形のワイヤでケース外筒構成体の2箇所を固定した場合に比べて、ケース外筒構成体41を強固に回り止めすることができる。そして、ケース外筒構成体41とダッシュボード100との間が比較的離れた車種でも、従来のV字形のワイヤのような問題が発生しなくなる。即ち、本発明によれば、車種を問わず、ケーブルケース39のケース外筒構成体41を車両本体14に対して回り止めすることができる。 (もっと読む)


【課題】 アシスト制御の停止後、速やかに昇圧回路の平滑コンデンサの端子電圧を低下させることのできる電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】 マイコンは、アシスト制御停止後(ステップ203:YES)、第1FETをオフとして電源電圧の昇圧を停止する。そして、昇圧回路の出力電圧Voutが所定電圧V1に低下する(ステップ205:YES)まで、第2FETをオンとする(ステップ206)。 (もっと読む)


【課題】 磁気シールド部材が、組付け易く堅固に固定出来、また、防水機能及び防塵機能を兼ね備えたトルク検出装置の提供。
【解決手段】 連結軸3で同軸に連結された第1軸1及び第2軸2に、永久磁石5及び軟磁性体4a,4bが、それぞれ同軸に固設されて磁気結合し、検出器6が、軟磁性体4a,4bに磁気結合した補助軟磁性体8,8の誘導磁束を検出し、合成樹脂体18a,18bが、補助軟磁性体8,8及び検出器6をモールドし、磁気シールド部材27が、合成樹脂体18bを囲み、収納されたハウジング(図示せず)の開口部の周縁部と合成樹脂体18bの鍔部23とを共締めし、第1軸1に加えられたトルクを検出器6の出力に基づき検出するトルク検出装置。磁気シールド部材27は、開口部の周縁部及び鍔部23間を封止する封止部27aを有し、封止部27aが、周縁部及び鍔部23間で共締めされた構成である。 (もっと読む)


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