説明

株式会社IHIインフラシステムにより出願された特許

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【課題】超音波探傷法を用いて複合構造物の鋼板とコンクリート界面との間に形成された空隙を効率よく検査することのできる複合構造物の界面検査方法を提供する。
【解決手段】橋梁の鋼桁上部と橋脚下部との間に設けられた厚鋼板と橋脚下部とを剛結する剛結部に打設されたコンクリートの界面に対し、厚鋼板上に配置した超音波探触子から超音波を発信し、厚鋼板底面からの反射波を受信して、その強度を測定する反射波強度測定工程(S2)と、測定された反射波の強度を予め設定された閾値と比較し、コンクリートの充填状態が十分であるか否かを判定する充填状態判定工程(S3)とを含む。 (もっと読む)


【課題】橋梁の10Hz〜20Hzの振動による低周波騒音を抑制する。
【解決手段】低周波騒音低減装置100は、橋梁110に固設して橋梁から発生する低周波騒音を低減する低周波騒音低減装置であって、複数の皿ばね122を連接してなり、橋梁の振動を直接的に受け、橋梁の振動に連動して振動するばね部120と、ばね部の振動方向に連結された重錘130と、を備え、ばね部および重錘によって構成される振動系の共振周波数は、10〜20Hzの範囲に含まれる周波数に調整されている。 (もっと読む)


【課題】水門設備の凍結防止部に配設された被加熱部材に管体を設置し、管体を誘導加熱によって発熱させる水門の凍結防止装置において、管体の加熱が不要な部分は発熱させず、管体の加熱が必要な部分を発熱させ、消費電力の低減を図る。
【解決手段】管体2に絶縁電線3を挿通し、絶縁電線3に交流電源4を接続し、絶縁電線3に交流電流を通電して管体2に誘導電流を生起させ、管体2を発熱させる。管体2が、被加熱部材(シールリング)13から交流電源4側に延出され、交流電源13側の端部2aから被加熱部材13の手前までの部分21は誘導電流が生じ難い第1材(非磁性体)で形成され、被加熱部材13の部分22は誘導電流が生じ易い第2材(磁性体)で形成されている。第2材(磁性体)の部分22が誘導電流により発熱するので、被加熱部材13を的確に加熱でき、消費電力の低減が図れる。 (もっと読む)


【課題】既設鋼構造物の鋼材に発生した亀裂にレーザ光を照射して亀裂を補修する。
【解決手段】既設鋼構造物1の鋼材3に発生した亀裂5の一端部5aに形成された第一貫通孔20から亀裂5の他端部5bまで、所定のスポット径のレーザ光11を亀裂5に沿って照射し、亀裂5を溶融させて消去することで、既設鋼構造物の鋼材3に発生した亀裂5を容易且つ確実に補修することが出来る。 (もっと読む)


【課題】可動型ゴム支承装置として機能するように支承装置を構造物に容易に取り付ける。
【解決手段】上部構造物2側に位置された上沓20と、下部構造物3側に配設された下沓21と、上沓20と下沓21との間に配設された弾性体22とを有する支承装置10と、上部構造物2と上沓20との間に配設され、上部構造物2に対して支承装置10を摺滑し得、相対変位を可能とする摺滑部材11と、上部構造物2に設けられ、支承装置10と係合し、支承装置10が摺滑する際にガイドするガイド部材12とを備えている。これにより、支承装置10が、ガイド部材12によって、可動型弾性支承装置として機能するように支承装置10を上部構造物2、下部構造物3に容易に取り付けることが出来、摺滑部材11及びガイド部材12によって、支承装置10を可動型弾性支承装置として用いることが出来る。 (もっと読む)


【課題】ヒーターで発生した熱をコンクリートに拡散させず効率的に被加熱部材へ投入できるコンクリート構造物の加熱装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一部がコンクリート2に埋設された被加熱部材3と、被加熱部材3に接してコンクリート2内に配置されたヒーター4と、ヒーター4と被加熱部材3とを繋ぐ伝熱セメント5とを有するコンクリート構造物の加熱装置1であって、ヒーター4の被加熱部材3に接していない部分に、ヒーター4を被加熱部材3と共同して囲む断熱材6を設け、断熱材6の外側にコンクリート2を打設した。断熱材6によりヒーター4の熱がコンクリート2に拡散することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で圧力損失(減衰量)を低減し、補助タンクを有効利用することで、免震効果の向上を図る。
【解決手段】免震装置120は、建築物のスラブ110と床構造体130に狭装された空気ばね150と、空気ばねと連通管154を通じて連通する複数の補助タンク152とを備え、複数の補助タンクは、空気ばねに並列に連設される。こうして、連通管による圧力損失を抑制し、適切な数の補助タンクを連設することで、免震効果が向上する。 (もっと読む)


【課題】連結される一方の誘導加熱ユニットの管体の端部と他方の誘導加熱ユニットの管体の端部との芯ずれを吸収でき、発熱する各管体の端部がその並設方向に揃うことによって非加熱領域が生じてしまうことを回避した誘導加熱装置及びその構築方法を提供する。
【解決手段】被加熱部材11と被加熱部材11に複数並設された管体12とを備えた誘導加熱ユニット10aを直列に連結する。連結される誘導加熱ユニット10を、隣り合う管体12の端部12aの位置が異なるように構成し、連結される一方の誘導加熱ユニット10aの管体12の端部12aと、他方の誘導加熱ユニット10aの管体12の端部12aとの間に、屈曲可能な中間管17を介設する。これにより連結される双方の管体12の端部12a同士の芯ずれを吸収できる。また、隣り合う管体12の端部12aの位置が異なるため発熱位置が補完し合って非加熱領域の発生を回避できる。 (もっと読む)


【課題】高架道路等の長手方向に隣り合う一対のルーバー内に収納されて、これら一対のルーバーを接続する接続部材を、容易且つ安価に製作する。
【解決手段】橋梁の桁下裏面側に設けられた支持部材5に長手方向に複数個取り付けられたルーバー10a,10bと、長手方向に隣り合う一対のルーバー10a,10b内に摺動可能に収納され、一対のルーバー10a,10bを接続する接続部材20とを備え、接続部材20は、取付孔26がルーバー10の開口部16に対向するように、一対のルーバー10a,10bの内部に収納され、ボルト27が一方のルーバー10aの開口部16及び取付孔26に挿通されて、ナット28が締め付けられることで、一方のルーバー10aに取り付けられており、ルーバー10の開口部16に、接続部材20とルーバー10とを締結するボルト27及びナット28を設置することが出来る。 (もっと読む)


【課題】支承装置や構造物に対して所定値以上の入力があって損傷したかどうかを容易に確認することが出来る。
【解決手段】上沓11と、下沓12と、上沓11と下沓12との間に配設される弾性体13と、弾性体13を囲繞する拘束体16とを備える。拘束体16は固定ボルト17によって上沓11に固定されている。芯材21は上揚防止片25を有する。過剰な上揚力や水平力が加わったとき、固定ボルト17は、上揚防止片25が破損する前に破損し、拘束体16は、固定ボルト17が破損すると下沓12側に落下し、接近及び/又は当接する。これにより、下沓12と拘束体16との間の間隙C1が狭くなり又は無くなり、支承装置10が破損したことを一目で判別出来る。 (もっと読む)


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