説明

株式会社IHIインフラシステムにより出願された特許

51 - 60 / 104


【課題】耐震性に優れた貯水空間形成ブロックを提供する。
【解決手段】水平面内で縦横に延びるリブ14a,14bを組み合わせて平面形状が正方形で且つ各コーナ部の内側に支柱部配置用の開口部となる格子目15を備えた格子構造となるように形成した水平構造部13の各格子目15の内側に、水平断面八角形の角錐台状の支柱部16の基端部を配置し、その外壁部の1つ置きの頂点と、水平構造部13の格子目15のコーナ部のリブ14a,14bとを、水平構造部13のリブ14a,14bよりも低剛性の接続部17を介し一体に接続して、貯水空間形成ブロック12を構成する。支柱部16同士を突き合わせて上下に配置した2つの貯水空間形成ブロックの各水平構造部に水平方向に相対変位させるような力が作用する場合は、接続部17が撓んで支柱部16を傾けることで、支柱部16同士の繋がりを保持したまま、水平構造部13同士を水平方向に相対変位可能とさせる。 (もっと読む)


【課題】 温度プレストレスの導入過程でのひび割れの発生を抑制する。
【解決手段】 合成桁橋の鋼桁を予熱し、その上側に、コンクリート床版を形成するためのコンクリートを打設する。打設されたコンクリートがセメントの水和熱により温度上昇してピーク温度に達する時点よりも後で、鋼桁の予熱を継続すると仮定した条件の下で解析によって求められるひび割れ指数の経時変化(線d)が極小値をとるよりも前の期間に、鋼桁の実際の予熱を終了する。これにより、セメントの水和熱により温度上昇してピーク温度に達したコンクリートが外気温まで温度低下することに伴って収縮するときには、鋼桁も予熱の終了により温度低下させて収縮させるようにすることで、収縮するコンクリートが、体積変化しない鋼材によって拘束されることを回避して、実際のひび割れ指数の経時変化(線g)の極小値の値が大きくなるようにさせる。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート層に空隙を形成して床版自重を軽量化させるために用いる型枠のコストを低減させる。
【解決手段】 発泡ポリスチレン又は発泡ウレタン等の軽量で切断加工が容易な樹脂によりコンクリート空隙形成用型枠4を形成する。製造すべき合成床版1の床版厚に対応させて、コンクリート空隙形成用型枠4を、初期形状のままか又は下端寄り部分を必要に応じて切断加工することにより底鋼板2の上面から突出させる寸法を調整した状態で、底鋼板2のコンクリート層3接合領域に、橋軸方向と橋幅方向に所要間隔で配列させて取り付ける。次いで、底鋼板2の上側に、コンクリート空隙形成用型枠4を埋没させるようにコンクリートを打設してコンクリート層3を形成することにより、底鋼板2と、下面側にコンクリート空隙形成用型枠4によるコンクリート空隙を備えたコンクリート層3とを一体に接合した構成の合成床版1を製造する。 (もっと読む)


【課題】人手作業によることがなく、効果的に構造物への水生生物の付着を防止する。
【解決手段】付着物除去対象面4aに超音波を照射する超音波発振ユニット16と、該超音波発振ユニットを前記付着物除去対象面と平行に移動可能に支持する超音波発振ユニット支持部7,8,11,12,14,15と、前記超音波発振ユニットを前記超音波発振ユニット支持部を介して前記付着物除去対象面全面にスキャンさせる超音波発振ユニット移動駆動部17,18,19,21,22と、前記超音波発振ユニットと前記超音波発振ユニット移動駆動部とを駆動制御する制御装置25を具備し、該制御装置は前記付着物除去対象面に付着した水生生物がスライム状態から藻類の付着の状態で、超音波が付着物除去対象面全面をスキャンする様に前記超音波発振ユニット移動駆動部を制御する様にした。 (もっと読む)


【課題】 成形に要する力を軽減させ、成形された波形鋼板に傷がつかないようにする。
【解決手段】 ベース1上に受け金物3の上方で油圧ジャッキ5により上下動させる可動ブロック4を備えた板曲げ装置2を設け、その両側に、板曲げ装置2の受け金物3よりも高い位置で成形用の鋼板7を上下方向の変位を拘束した状態で保持できるようにしてある一対の鋼板固定装置6を、板曲げ装置2に近接、離反する方向に移動可能に設ける。一対の鋼板固定装置6に成形用の鋼板7を保持させた状態で、その中間となる個所を、板曲げ装置2の可動ブロック4で押し下げて、成形用の鋼板7を、鋼板固定装置6における板曲げ装置2寄りの端縁部に沿わせて下向きに屈曲させると共に、可動ブロック4の両側端縁部に沿わせて上向きに曲げて、形成すべき波形形状の上側水平部aとなる個所と、下側水平部e及び2つの斜面部c,gを一度に形成させる。 (もっと読む)


【課題】アーチ桁のベントによる仮受けを不要とする。
【解決手段】アーチアバット2,2に円弧状のアーチリブ基部21を備えた取付部20,20を構築し、その両取付部20,20間に、円弧状のアーチリブ部11を備えたアーチ桁10をクレーンCで取り下ろす。アーチリブ部11の両方の端部11a,11aと各アーチリブ基部21,21の上端21a,21aとの間には隙間w1ができるように設定され、アーチリブ基部21に設けた軸力伝達手段30でアーチリブ部11に設けた受け部32を押圧し、アーチリブ部11とアーチリブ基部21とをアーチ軸方向の軸力伝達が可能な状態に接続し、アーチ構造体3を構築する。アーチリブ部11とアーチリブ基部21との間に隙間w1を設定し、アーチ桁10をクレーンCで吊り下げた状態のまま、軸力伝達手段30による受け部32の押圧で、アーチリブ部11とアーチリブ基部21とを接続できるようにしたから、アーチ桁10のベントBによる仮受けを不要とし得る。 (もっと読む)


【課題】重量物支持ケーブルの張力を長期間高精度に計測し、管理する装置を提供する。
【解決手段】主塔2に連結されて重量物を支持する重量物支持ケーブル4の張力変動を検出する装置であって、主塔側に固定されたアンカーパイプ11と、重量物支持ケーブル4の端部に取り付けられてアンカーパイプ11に貫通されたソケット12との間に配置されて、アンカーパイプ11及びソケット12から受ける圧力を検出する油圧ロードセル14を有し、油圧ロードセル14は、作動油が充填されてピストンが突出した状態で摺動可能に嵌め込まれた複数の油圧シリンダと、各油圧シリンダに連通されて各油圧シリンダに充填された作動油の圧力を平均化する連通路と、連通路により平均化された作動油の圧力を検出する圧力検出部とを備える。 (もっと読む)


【課題】上下免震された床部に生じるロッキング動を防止する又は低減する床構造を提供する。
【解決手段】転倒モーメントが生じて床部32が斜めに傾こうとする場合、隣り合う力伝達部材68A、68B同士が上下方向へ相対移動して一対のアーム部材66A、66Bの間の棒体64にねじり力が作用する。このとき、このねじり力に対して棒体64のねじり剛性が抵抗するので、床部32に生じるロッキング動を防止する又は低減することができる。 (もっと読む)


【課題】小型にして大きな鉛直下向きの荷重を効果的に支持し得、且つ、大きな水平方向の荷重を支持しつつ変位制限すると共に、鉛直面内における回転追随性能を向上させる。
【解決手段】上沓42と、下沓43と、下沓43に固定される芯材44と、上沓42と下沓43との間に配設されて並列ばねとして機能する第一弾性体48,第二弾性体49とを備える。第一弾性体48と第二弾性体49とは、厚さ方向に段違いに一部重複する部位を有するように配設されている。芯材44は、水平方向の剪断力が作用しても上沓42と下沓43の相対変位を所定範囲内に制限することができる。芯材44は、上沓42の穴部52の周囲の支持部53によって抜け止めがされ、上沓42を上揚するような力が作用した際にも上沓42と下沓43とが乖離することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】上下免震装置が負担する床部の水平力を低減する又は無くすことができる床構造を提供する。
【解決手段】梁22の下部に設けられた床スラブ30の上方に配置され、上下免震装置48に支持された床部32と、梁22の側面と床部32の側面との間に設けられた力伝達機構34とを有する床構造28により、上下免震装置48が負担する床部32の水平力を低減する又は無くすことができる。 (もっと読む)


51 - 60 / 104