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Fターム[3J058AA84]の内容

Fターム[3J058AA84]に分類される特許

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【課題】 制動初期におけるパッドの姿勢を安定させることでブレーキ鳴きを抑制し得るディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 パッド3,4の回出側部と押圧部材2,12b,12cとの間に弾性部材5,6が介在されている。パッド3,4を押圧部材2,12b,12cによって押圧する際に、パッド3,4の回出側部が弾性部材5,6を介して回入側部よりも先に押圧部材2,12b,12cから押圧を受け、弾性部材5,6が弾性変形して一部または全部がパッド3,4に形成された凹部3d3,4d3に収まることで、パッド3,4の回出側部が弾性部材5,6を介さずに押圧部材2,12cによって押圧を受ける構成になっている。 (もっと読む)


【課題】 キャリパボディの小型軽量化を図りながら、キャリパボディの剛性を確保し、キャリパボディの変形を防止する。
【解決手段】 ディスクロータ2の両側に対向配置される一対のキャリパ半体3a,3bをブリッジ部3cで付き合わせ、ディスク周方向中央部の接合面3dに配設した第1連結ボルト5と、ディスク周方向両側の接合面3e,3fに配設した第2連結ボルト6と第3連結ボルト7とで締結する。第1連結ボルト5のボルト中心P1と接合面3dの外端部までのディスク半径方向の長さL1を、第2連結ボルト6のボルト中心P2から接合面3eの外端部までのディスク半径方向の長さL2、及び第3連結ボルト7のボルト中心P3から接合面3fの外端部までのディスク半径方向の第3基準線方向の長さL3のいずれよりも長く形成する。 (もっと読む)


【課題】 制動初期におけるパッドの姿勢を安定させることでブレーキ鳴きを抑制し得る多ポット型ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 キャリパ2の回入側シリンダ部2bに挿入される回入側ピストン4と、キャリパ2の回出側シリンダ部2cに挿入される回出側ピストン5と、これら回入側ピストン4と回出側ピストン5とによってディスクロータRに向けて押圧されるパッド6とを有している多ポット型ディスクブレーキ1であって、回入側シリンダ部2b内の液圧を回出側シリンダ部2c内の液圧よりも遅れて上昇させることによって、回入側ピストン4を回出側ピストン5よりも遅れてパッド6に向けて進出させる液圧調整機構9を有している。 (もっと読む)


【課題】シリンダ本体の開口部を蓋部材で閉塞させる構造であっても、加工コストおよび部品コストを低減することができるとともに、液量損失の発生を防止でき、さらに小型化することができるディスクブレーキの提供。
【解決手段】シリンダ20,21は、ボア26が対向して設けられるとともに、底部42の蓋部材と蓋部材で閉塞される開口部45を有するシリンダ本体46とで構成され、さらに、一方のボア26側にキャリパを車両の非回転部にラジアルマウントするための車両取付け部83を備え、車両取付け部83とはディスクを挟んで反対側にある他方のボア26側に開口部45が設けられ、開口部45に蓋部材が摩擦攪拌接合により接合されている。 (もっと読む)


【課題】異音の発生を防止しかつ構造が簡単なディスクブレーキの取付構造を提供する。
【解決手段】車軸を支持するハブベアリングを収容するハウジング100と、ハブベアリングの周方向に離間してハウジング100に設けられた複数の支持部150に接続され、車軸に装着されたブレーキディスクにパッドを加圧接触するキャリパ200とを有するディスクブレーキの取付構造において、ハウジング100は、ハブベアリングの中心から見て複数の支持部150の間の領域に設けられ、その周囲の部分に対してハブベアリングの外径側、ハブベアリングの軸方向におけるブレーキディスクの反対側の少なくとも一方に突き出したマスダンパ部160を備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】 制動時のロータ及びパッドの摩擦による発熱に対し、キャリパ5a及びブレーキ液の温度上昇を十分に低減する。
【解決手段】 アルミニウム合金製のキャリパ5aのロータ側の面10とロータとは反対側の面11とに化学ニッケルメッキを施した後、これら両側面10、11にニッケルタングステン合金メッキを施し、次いで、ロータ側となる面10のみに、金メッキを施す。そしてこの構成により、このロータ側の面10の入射光に対する反射率を、上記ロータとは反対側の面11の入射光に対する反射率よりも高くする。 (もっと読む)


【課題】 制動時にブレーキパッドの姿勢を十分に安定させることができ、ブレーキ鳴きの発生を十分に抑制することができるディスクブレーキおよびブレーキパッドの提供。
【解決手段】 ディスクDを挟んで両側に配置される一対のブレーキパッド22を、キャリパ本体1にディスク軸線方向に延ばして橋架された一つのパッドピン24に摺動可能に挿通させて支持させ、パッドピン24に係合され一対のブレーキパッド22それぞれのディスク円周方向両側を押圧するカバースプリング12を装着したものであって、パッドピン24の位置がブレーキパッド22のディスク円周方向における中央位置に対しオフセットされている。 (もっと読む)


【課題】電気モータの過熱の危険性を低減する。
【解決手段】本発明は、少なくとも1つの電気機械式アクチュエータを備えた少なくとも1つのブレーキを具備し、アクチュエータが、電気モータにより作動されてブレーキの摩擦要素に選択的に力を印加する押圧子を具備し、乗物の操縦者からの要求時に、ブレーキ命令101に応答して押圧子が電気モータにより作動されブレーキ力を摩擦要素に選択的に印加する制御モードか、又はモータからの駆動力なしに押圧子が摩擦要素にパーキング力を及ぼす位置にロックされるパーキングモードにおいて作動する乗物用ブレーキシステムを過熱から保護する方法に関し、本発明によれば方法は、乗物が静止している間、ブレーキシステムが制御モードにある間、及び押圧子が摩擦要素に力を印加するよう制御されている間に、操縦者の介入なくして自動的に制御モードからパーキングモードに切り換える段階を含む。 (もっと読む)


本発明は、ブレーキ機構上のブレーキ・キャリパに関し、特に、ディスクブレーキに関する。このブレーキ・キャリパは、代表的な場合において、台座(6)として具体化された隆起部分(5)を含む。この隆起部分(5)は、接続装置(4)による引張荷重または圧縮荷重の印加によって、互いに対して引っ張り合っている。これにより、制動に際して発生する騒音は、著しく低減される。
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本発明は、とりわけ自動二輪車及び/又は自転車のディスクブレーキ用キャリパに関し、制動の間にブレーキディスクを把持するブレーキライニング(40)を収容するためのハウジング(30)を含む。ハウジングには、前進運転方向での制動の間にブレーキライニングを載せるための当接部(33)、並びに当接部(33)の真向かいにあると共に、ブレーキライニング(40)が貫通してハウジング(30)に挿入され得るアセンブリ穴(29)を備える。キャリパは更に、ハウジング(30)において当接部(33)の反対に配置される側にブレーキライニングを固定するための機構(50)と、ブレーキライニング(40)を当接部(33)及びブレーキライニング固定機構(50)の間で支持する機器(31)を含む。本発明の目的は、制動の間にブレーキが偽って阻止される危険性、及び乗車の間の振動が実質的に低減されるように、ブレーキライニングが配置され得るキャリパを形成することにある。本目的は、ハウジング(30)に挿入されたブレーキライニング(40)に所定位置でプレストレスを加えるべく具体化されたプレストレス機器(32)をキャリパに備えることにより達成される。
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【課題】キャリパボディに2系統の液通路を簡単に形成でき、コストの削減が図れる。キャリパボディを小型化することができる。
【解決手段】キャリパボディ5に3つのリンダ孔7,8,9を同一深さに形成する。第1液通路用の第1液通路17を、第1液通孔17aと第2液通孔17bとで構成する。第1液通孔17aと第2液通孔17bとを、第2ブレーキ系統用の大径シリンダ孔7の周面外側を通過するように直線状に穿設して形成する。両液通孔17a,17bの外面開口部にユニオン孔5iと、ブリーダ孔5j,5kを形成する。 (もっと読む)


本発明は、装着ハブ4に結合された少なくとも2つの軸方向に固定の摩擦リング2,3を有する自動車用ディスクブレーキ1に関する。このディスクブレーキは、ブレーキ作動中に、対応する摩擦リング2,3と共に作用する多数のブレーキパッド6〜9を有する。このディスクブレーキ1の有益な構造の全体的なデザインは、全ての摩擦リング2,3および関連するブレーキパッド6〜9とオーバーラップし、摩擦リング2,3の近部に軸方向に延びるブレーキキャリパ部14に第1作動装置17を備え、更に、第2作動装置20を備える。この第2作動装置は、2つの摩擦リング2,3間に配置され、両側に軸方向に作動可能であり、2つの摩擦リング2,3間に配置されたブレーキパッド7,8に作用し、ブレーキキャリパ13に対して移動可能とする態様で装着される。
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【課題】 外周部の車両外側に通風孔が形成されるタイプのインナーハット型のディスクロータにおいて、ハット部の強度に影響を与えることなく良好な冷却性能を実現すること。
【解決手段】 外周部とハット部と取り付け部とからなるハット型断面を有した環状部材であり、外周部の車両外側に通風孔が形成され、ハット部に通風孔に径方向に対向する導風孔が形成されたインナーハット型のディスクロータと、ディスクロータのハット部に対して径方向内側に配設され、車両内外方向でディスクロータの外周部よりも内側から少なくともディスクロータの通風孔付近まで延在する略円筒状の周壁部を形成する車輪構成部材とを備え、車輪構成部材の周壁部とディスクロータのハット部との間に、車両前側から導入される空気を導風孔に向けてガイドすると共に導風孔を介して通風孔に向けて径方向外側へとガイドするガイド部を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、自己倍力構造形式のディスクブレーキであって、ブレーキディスク(2)の片側における少なくとも1つのブレーキパッド(20)を緊締作動もしくは圧着させる圧着ユニットが設けられており、ブレーキディスク(2)へのブレーキパッド(20)の圧着運動が、ブレーキディスク軸線(BA)に対して平行に延びる少なくとも1つの運動成分とブレーキディスク軸線(BA)に対して接線方向に延びる少なくとも1つの運動成分(方向U)とに分解可能であり、圧着ユニットを操作するためのアクチュエータとして、少なくとも1つの電動モータ式の駆動装置(23)が設けられている形式のものに関する。このような形式のディスクブレーキにおいて本発明の構成では、電動モータ(23)が直接又は、少なくとも1つ又は複数の伝動装置(24,26,37)を介してクランク(34)を回転させ、該クランク(34)が、クランクピン(35)を有していて、該クランクピン(35)が、ブレーキディスク軸線(BA)に対して平行に延びていて、プレッシャプレート(18)における相応に方向付けられた開口に係合している。
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【課題】 簡単な構造でキャリパ半体の連結強度をバランス良く確保し、制動時にキャリパボディが制動反力によって変形することを防止し、安定した制動力を得る。
【解決手段】 キャリパ半体3a,3bに小径のシリンダ孔11と大径のシリンダ孔12とを対向して設け、各シリンダ孔11,12に、小径・大径のピストン13,14をそれぞれ内挿する。ピストン13,14とシリンダ孔11,12の底壁との間に液圧室6,7を画成し、対向する液圧室6,7を別々に連通させる液通路3h,3iを設ける。大径のシリンダ孔近傍となるディスク回出側の接合面3eに2本の連結ボルト9,9を、小径のシリンダ孔近傍となるディスク回入側の接合面3dに1本の連結ボルト8を、中間部の接合面3fの大径シリンダ孔寄りに1本の連結ボルト10を挿通して締結し、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくする。 (もっと読む)


【課題】除圧時にパッドを確実に引き戻す信頼性の高いリトラクション機構を設けて引きずり防止の効果を高め、引きずりによる動力性能の低下やパッドの摩耗促進を抑えた鉄道車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】制動用の流体圧を駆動力にして定量前進するリトラクタホルダ13と、このリトラクタホルダ13に復帰力を加える弾性体(リトラクタスプリング10)と、リトラクタホルダ13に対して所定の摺動抵抗をもってディスク軸方向相対移動可能となしたリトラクタロッド7を有し、リトラクタロッド7をパッド5に連結して構成されるリトラクション機構12を備えさせた。リトラクタホルダ13は、ピストンホルダ14の推力で前進させるもの、自身が流体圧を受けて前進するもののどちらであってもよい。 (もっと読む)


【課題】効果的にブレーキパッドの引きずりを低減することができるディスクブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ベンチレーテッドロータ1の摩擦面11aに摩擦材21bを押圧してロータの回転を抑制するメインパッド21と、メインパッド21の近傍に配置されると共にメインパッド21より摩擦係数の低いサブパッド22と、メインパッドの地金21aとサブパッドの地金22aとを結合すると共に摩擦面11aとメインパッド21との間のクリアランスが摩擦面11aとサブパッド22との間のクリアランスより大きくなるように付勢する板バネ23とを備える。 (もっと読む)


【課題】
簡単かつ安価な構成の、スプリングを備えた対向ピストンキャリパ用パッドクリップを提供することにある。
【解決手段】
キャリパハウジングと1対のブレーキパッドとの間に配置されるブレーキキャリパクリップ。本発明のクリップは、ブリッジ部材および1対の脚部材を備えた垂直面を有する。該垂直面は垂直なブレーキパッド衝合部に当接する。ブリッジ部材はブレーキロータのクリアランスギャップを横切って配置され、1対の脚部材は、ブリッジ部材から、ブレーキロータのクリアランスギャップの各側に沿って延びている。ブリッジ部材から遠位側の位置で、各脚部材にはスプリング部材が連結されている。スプリング部材は、1対のブレーキパッドに力を加えて、該ブレーキパッドをブリッジ部材に向けて押圧する。ブレーキキャリパクリップは、ブレーキパッドを所定位置に保持し、かつ垂直なブレーキパッド衝合部と1対のブレーキパッドとの間の滑り摩擦を低減させる。 (もっと読む)


【課題】ロールバック作用を確保し、かつ、制動初期におけるブレーキのフィーリング特性を向上させた液圧作動ピストンを備えた制動装置部を提供すること。
【解決手段】ブレーキハウジング23に形成したシリンダ孔25に、外周にシール41を有したピストン27が内挿され、このピストン27の一端部とブレーキハウジング23とで形成した液圧室29の液圧によりピストン27を作動して摩擦部材をロータに押圧して制動するピストン27を備えた制動装置において、シール41は外周部41aがシリンダ孔25と摺接し、内周部41bがピストン27に形成したシール溝43に収納され、このシール溝43の溝幅Rはシール41の幅Sよりも大きく、シール41の反ロータ側の側面41c内方部とシール溝43の反ロータ側の壁面43c内方部の間にリング部材45が挿入されていること。 (もっと読む)


【課題】 剛性の高いパッドを組み込む場合でも、液圧剛性を調整し、ブレーキペダルの操作に対する制動の応答性を通常使用するパッドの場合と同程度にする事を、容易に行なえる様にする。
【解決手段】 各ピストン6、7は、シリンダ内に嵌装されたピストン本体16と、このピストン本体16の内側にこのピストン本体16に対し挿入可能なピストンカバー17とを備える。このピストンカバー17の一部で各パッドの背面へ荷重を伝達する押圧部24の側面で、内径寄り部分に内径側環状凹部29を、外径寄り部分に外径側環状凸部30を、それぞれ設ける。このうちの外径側環状凸部30の先端面を、各パッドを構成するプレッシャプレートの反ロータ側の面に突き当て自在とする。上記ピストンカバー17を、上記内径側環状凹部29の外径と押圧部24の厚さx1 とのうちの少なくとも一方の寸法が異なるものと交換する事で、上記課題を解決する。 (もっと読む)


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