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Fターム[4F206AG24]の内容

Fターム[4F206AG24]に分類される特許

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【課題】レンズ上の段差構造を全域に亘って均一に高転写させることができるとともに、レンズの巨視的な表面形状を高精度にできるレンズ製造方法を提供すること。
【解決手段】キャビティCVの充填時の樹脂の射出率を1.2cm/sec以上とするので、キャビティCVの全体にわたって輪帯状の段差構造に対応する微細構造SSに樹脂が十分入りきらない状態で固化することを防止できる。これにより、回折パターンFPの全体的な転写率低下とレンズ透過光量の低下とを抑えることができる。また、射出率を30cm/sec以下とすることで、キャビティCV内を緩やかに充填して回折パターンFPの転写率が不均一に低下することを防止しつつ、レンズOLを巨視的に見た場合の表面形状精度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】光学面の変形を抑えつつ、成形金型からの離型を確実に行うことができる光学素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】樹脂成形品MPのレンズOLの突き出し工程において、圧縮された気体を可動金型42の先端面先端に設けられた開口73から流出させることにより、レンズOLを可動金型42から容易に突き出すことができる。気体を収容する気体圧縮室71が、可動金型42のコア型62内部に設けられているため、気体圧縮室71内の気体の温度と可動金型42の温度とが正確に等しい状態となり、圧縮した気体とレンズOLとの温度差が低減し、温度差に起因するレンズOLの変形を防ぐことができる。これにより、可動金型42からレンズOLを精度よく離型することができる。 (もっと読む)


【課題】製造が容易で、かつ金属部材と樹脂部材との接合部での密封性を長期にわたって維持できるようにする。
【解決手段】構造体1は、金属部材10と第二樹脂部材30とが第一樹脂部材20を介して接合されることによって、中空管状に構成されている。第一樹脂部材20は、半円管状に形成された金属部材10の横断面における開放側の両端部に、インサート成形によって形成されている。第二樹脂部材30は、金属部材10と対応するように半円管状に形成されており、その横断面における開放側の両端部が、それぞれ金属部材10に形成された第一樹脂部材20に溶着されることで接合され、これによって閉断面が形成される。 (もっと読む)


【課題】複数の樹脂部材がどのような形態で接合される場合でも適用可能な汎用性の高い、複合構造体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】構造体1は、第一樹脂部材10と、第一樹脂部材10の端部にインサート成形された第二樹脂部材20と、インサート成形後に第二樹脂部材20に溶着された第三樹脂部材30とを有する。第一樹脂部材10は、第二樹脂部材20と相溶性がなく、かつ第二樹脂部材20よりも融点が高い熱可塑性樹脂、または第二樹脂部材と相溶性のない熱硬化性樹脂で形成される。第三樹脂部材20は、第二樹脂部材20と相溶性のある樹脂で形成される。 (もっと読む)


【課題】複合成形品の良否判断を適切に行うことができるとともに、射出条件をより容易に設定できる金属多孔質材のインサート成形方法を提供する。
【解決手段】あらかじめ設定した射出条件で、金属焼結体の骨格により構成されてなる三次元網目構造を有するシート状の金属多孔質材の周囲に樹脂を射出成形することにより、前記樹脂からなる枠部が設けられてなる複合成形品を形成し、前記複合成形品の表面の画像認識により前記樹脂部の面積βと前記枠部における欠肉部の面積αとを測定し、前記欠肉部の面積αが0である場合には前記樹脂部の面積βがあらかじめ定めておいた枠部面積上限値γ以下であるか否かによって前記複合成形品の良否を判断し、前記欠肉部の面積αが0でない場合にはこの欠肉部の面積αと前記樹脂部の面積βとの和と前記枠部面積上限値γとを比較してその大小関係に応じて前記射出条件を調整する。 (もっと読む)


本発明は、容器(500)を製造するために可動金型部分(10)及び静止金型部分(20)を備える金型システム(1)に関し、金型部分(10及び20)は相互に対向して位置付けられ、金型システム(1)は、厚紙素材からプレスされた底(57)、前記底(57)に接続された壁(59)、及び少なくとも部分的にプラスチックから注型され、壁(59)の上縁に接続されて壁を取り囲むリム(50)を備える容器(500)を製造するために使用することができ、それにより静止金型部分(20)に対して動作可能な金型部分(10)は、少なくともコア(41)を設けたコアプレート(4)、コア(41)に対して動作可能でシール表面(5a)を備え、コア(41)を囲む板状シールリング(5)、及びコア(41)及びシールリング(5)に対して動作可能で、その間に嵌め込むことができるカラーリング(6)を含み、静止金型部分(20)は、少なくとも金型キャビティ(71)及びシール表面(7a)を設けた金型プレート(7)を含む。金型システム(1)内で、プラスチックリムの注型段階で前記シール表面又はカラーリングの機能を変更するインサート(9及び/又は612)を、シールリング(5)のシール表面(5a)及び/又はカラーリング(6)のカラー(61)に着脱式に取り付けることができ、インサートは、容器(500)の基本リム(50)の寸法を変更する、又は前記基本リム(50)の表面にその平面の残りの部分から上方向に延在する膨らみ、又は表面(50)の平面の残りの部分より低い溝を設ける、又は容器(500)の基本リム(50)の外縁からさらに突出し、場合によっては開口などの吊り下げ手段(56)を備える突起(55)を形成するためにも使用することができる。 (もっと読む)


【課題】液体収納容器において、最も内側の層よりも外側の層を形成するために用いられる樹脂が、所定位置以外の位置に流入することが抑えられる液体収納容器を提供すること。
【解決手段】インク容器20と蓋部材10とを有するインクタンク1において、インク容器20は、型成形によって複数の層が重ねられて形成されている。インク容器20を形成する複数の層のうち内層21の側壁25における蓋部材側の端部には、蓋部材側の端部から突出した流入防止部26が形成されている。 (もっと読む)


本発明は容器500を製造するための金型システム1に関し、この金型システム1は可動金型半体10と固定金型半体20とを含み、これら金型半体10,20は互いに対向して位置し、金型システム1は容器500の製造を可能にし、容器500は、厚紙ブランクからプレスされた底部57と、前記底部57に接続された壁59と、少なくとも部分的にプラスチックで成形され、壁59の上縁部に接続され、壁を取り囲むリム50とを有し、固定金型半体20に関して可動である金型半体10は、コア41備えたコア・プレート4と、41に関して可動で、シール表面5aを含み且つコア41を取り囲むプレート状シール・リング5と、コア41およびシール・リング5に関して可動であり、それらの間に取り付け可能であるカラーリング6とを含み、固定金型半体20は、金型キャビティ71およびシール表面7aを備えた金型プレート7を少なくとも含んでいる。金型システム1は上昇カラー612を有し、上昇カラー612は可動金型半体10のカラーリング6の基部カラー611の頂部に着脱可能に接続され、上昇カラー612のシール表面612aは、前記シール表面の平面の残り部分よりも低い溝または窪みを含み、シール・リングの表面または窪みは、シール表面の平面上の隆起部または型押しパターン、溝または窪みを有していてもよい。
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【課題】少なくともその一縁部に熱可塑性樹脂エンドキャップを有する管状フィルタ要素をオーバモールドするための方法を提供する。
【解決手段】オーバモールド法は、先例のない範囲の重合体材料および重合体成分から、良好な耐久性のあるフィルタカートリッジを、容易に且つコスト効率的に製造するために使用され得る。熱可塑性樹脂オーバモールド法は、上記一端部16Bの予備ラミネーションを必要とせず、且つ管状フィルタ作用媒体における望ましくない形態的な変化を結果として生じることのない温度および圧力にて遂行され得る。オーバモールド法を通して作られる例示的なフィルタカートリッジは、熱可塑性樹脂エンドキャップ間に介挿される管状フィルタ作用媒体を備え、エンドキャップの熱可塑性樹脂材料は管状フィルタ作用媒体に浸透し、それによってその両端に機械的な連結ゾーンを作り出す。 (もっと読む)


【課題】薄膜部の膜厚を非常に薄くして、より消音性能を向上し、且つ膜厚の異なる薄膜部および厚膜部を胴体部のダクト周方向に交互に配設して、薄くても変形し難い内側ダクトを容易に製造することができる方法を提供する。
【解決手段】合成樹脂を加熱して溶融し、この溶融樹脂をキャビティ63内に射出充填し、溶融樹脂の充填中または充填後に、固定型61に対して可動型62を移動させることで、キャビティ63における薄膜部44、45に対応した箇所に射出充填された溶融樹脂、およびキャビティ63における厚膜部54、55に対応した箇所に射出充填された溶融樹脂を加圧して圧縮する射出圧縮成形方法を採用している。よって、薄膜部44、45の膜厚が非常に薄い内側ダクト(薄膜中空成形体)5を容易に、しかも安価に製造できる。 (もっと読む)


容器が底部パネル、底部パネルから上方に延びる少なくとも1つの側部パネル、及び底部パネルから上方に延びる少なくとも1つの端部パネルを有する。少なくとも1つの隅部が側部パネル及び端部パネル間の接合部に形成される。フランジが側部パネル、端部パネル及び隅部のうちの少なくとも1つの上縁から側方外側に延びる。射出成形構造がフランジの少なくとも一部に沿って延び、射出成形構造は側部パネル及び端部パネルの上縁に隣接する基部、該基部から側方外側に延びる遠位部、並びに該容器のフランジの少なくとも一部に沿って延びる、該遠位部の窪みを含む。容器を成形する装置及び容器を製造する方法も開示される。
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【課題】樹脂製インテークマニホールドにおいて各分岐通路の端部に設けられるフランジの通路部分を、金型により湾曲した湾曲通路部に成形すること。
【解決手段】樹脂製インテークマニホールドは、各分岐通路3の湾曲した通路部3aの端部にフランジ4が形成され、それぞれ樹脂製のロワピース11とアッパピース12を互いに接合することで構成される。フランジ4に対して湾曲通路部分13の出口側へ型抜きされる第1金型22と、湾曲通路部分13の入口側へ型抜きされる第2金型23とを使用する。第1金型22は第1凸部24を含み、第2金型23は第2凸部25を含む。フランジ4の厚み方向両側から第1凸部24と第2凸部25を互いに型抜き可能に型合わせし、型合わせされた第1凸部24と第2凸部25との協働により湾曲通路部分13を成形する。 (もっと読む)


【課題】成形時の固化収縮による反りを低減することのできる形成体及びその成形方法を提供する。
【解決手段】柱状体と該柱状体の所定部位に配置された張出部とを備える樹脂成形体を形成するにあたって、柱状体を形成する第1の空隙51aと、該第1の空隙51aに連通し所定の長さで第1の空隙51aよりも細く、ゲート50bに接続された第2の空隙51bとを備える第1の金型50に、ゲート50bからフィラー13fを含む溶融樹脂を注入し、第2の空隙51b内で溶融樹脂の流速を注入時の流速よりも低くして第1及び第2の空隙51a,51bを樹脂で充填する。次に、金型50から成形体を取り出し、成形体の第2の空隙51bに対応する部分を、張出部成形用の第2の金型60に入れ、その第2の空隙51bに対応する部分を覆って形成することにより、張出部を成形する。 (もっと読む)


【課題】燃料タンク開口から燃料タンク外部への燃料の漏れを確実に防止することができる開口カバーおよびそのシール部材を提供する。
【解決手段】燃料タンクの開口カバーは、燃料タンクの壁部を貫通して設けられた該燃料タンクの開口を少なくとも部分的に塞ぐように構成された円筒形状の開口カバー本体と、開口カバーを燃料タンクの開口に装着した状態において該燃料タンクの開口に接触して延在するように開口カバー本体の周縁部に成形されたシール部材とを備えている。開口カバー本体の周縁部には、少なくとも1つの第1接続部が設けられるとともに、シール部材には、第1接続部と接続された少なくとも1つの第2接続部が設けられている。第1接続部は、シール部材に設けられた少なくとも1つの第2接続部に対して相補形とされており、第1接続部と第2接続部とが係合することによって、開口カバー本体とシール部材とが一体に保持される。 (もっと読む)


【課題】透明部を成形した後、着色支持部を成形して一体化する際、透明部に適切な圧力を加えて成形することで内部応力や残留歪の少ない2色成形品を得る。
【解決手段】2色成形用金型10は、透明部3を成形する1次成形側金型7と着色支持部5を成形する2次成形側金型9とを有し、2次成形側金型9において透明部3と着色支持部5とを一体化して2色成形品1を成形するものであり、2次成形側金型9の固定側の金型入子16の熱膨張量を1次成形側金型7の固定側の金型入子16の熱膨張量よりも大きくなるように構成した。 (もっと読む)


【課題】製造時に発生する気泡の混入による外観上の不良が低減したプラスチックレンズを提供する。
【解決手段】成形金型に接続されたゲート部を介して、成形金型の内部に樹脂を注入することによって形成されるプラスチックレンズ1は、光学面を有する有効径部2と、有効径部2の外周に沿ってリング状に形成された非有効径部3とを備えている。非有効径部3における、光軸を挟んでゲート部の反対側の位置には、光軸に対して傾斜した傾斜部4が形成されている。これにより、傾斜部4の形成された非有効径部3に気泡7が存在する場合であっても、プラスチックレンズ1を傾斜部4の形成された側から見たとき、気泡7は視認され難い。 (もっと読む)


【課題】
射出成形における成形サイクルタイムの短縮と、スプル詰まり現象の抑制に好適な金型とこれを用いた結像素子を得るための射出成形方法の提供。
【解決手段】
射出成形用ノズルからキャビティ内に溶融樹脂を注入する際に樹脂導入路となるスプルを形成するスプルブッシュを備え、前記スプルブッシュのキャビティ側の端面(D)は楕円形状の開口部を有し、かつ該楕円形状の長半径Daと短半径Dbの比Da/Dbが1.1≦Da/Db≦2.0であり、前記スプルの断面の最大短半径bmが2.5mm〜7.5mmである、結像素子の射出成形用金型。 (もっと読む)


【課題】充填される樹脂材料の流動性を向上させ樹脂材料の未充填およびヒケ、反りなどの収納ケースの外観不良を抑止し収納ケースの品質を向上することを目的とするものである。
【解決手段】少なくとも円筒形の非水系二次電池11を内蔵した上ケース1c、または下ケース1aを溶着してなる非水系二次電池用収納ケースであって、収納ケースのリブ部に樹脂を流入させる位置合せ部3aとなる樹脂流動部を設け、かつ位置合せ部3aとなる樹脂流動部の肉厚が溶着リブ部2aの肉厚よりも厚い構成とする。 (もっと読む)


【課題】軽量、薄肉、高剛性で、かつ表面外観に優れたものであり、これらの特性が要求される用途に適した複合成形品を提供する。
【解決手段】硬質部材層と軟質部材層とを含み、サンドイッチ構造を有する積層板を金型に挿入し、前記積層板の端部周囲の少なくとも一部に樹脂部材をアウトサート成形する複合成形品の製造方法であって、金型挿入前の積層板の厚みt1と、前記積層板が挿入される前記金型の積層板厚み方向に対する空隙距離t0とが、t1/t0=1.03〜1.3であることを特徴とする複合成形品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 射出成形による薄肉容器の成形品、例えば深形のコップやブリスタのようなフィギュアケースなどの薄肉容器の一体成形には、以下の課題がある。
(1)成形品全体に熔融樹脂を均一に行き渡らせる構造が必要である。
(2)離型不良を生じない成形品の構造およびそれを実現する金型構造が必要である。
【解決手段】 本発明の薄肉の立体成形品は、以下の構成としたことを特長とするものである。
(a)底面4と側面5と開口部26を有する薄肉容器1
(b)前記薄肉容器1の開口部26の内周に形成される凸部24 (もっと読む)


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