説明

国際特許分類[F16D65/09]の内容

国際特許分類[F16D65/09]に分類される特許

31 - 40 / 130


【課題】ブレーキ力取得装置の圧縮力検出素子の耐久性を向上させる。
【解決手段】アンカ部材16において、圧縮力検出素子40が剛体である荷重作用部50を介して荷重Fを受ける構造となっており、かつ、荷重作用部50に加えられる荷重が、一対の連結部54,56と、それの中間にある圧縮力検出素子40とが受ける構造となっている。その結果、偏心荷重によって、圧縮力検出素子40に曲げ力が加えられ難くすることができ、その分、圧縮力検出素子40の耐久性を向上させることができ、寿命を長くすることができる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキ力取得装置の改良を図る。
【解決手段】アンカ16にブレーキシューが当接することによって荷重が作用する場合に、ドラムの摩擦面に直交する方向に並べて圧縮力検出素子46,48が配設される。また、圧縮力検出素子46,48は、剛体である荷重作用部50とアンカ本体62等とに把持される。荷重作用部50に作用する荷重は、圧縮力検出素子46,48と連結体54,56とによって受けられる。そのため、荷重作用部50に作用する荷重は、圧縮力検出素子46,48によって検出された圧縮力の和に応じた大きさとして取得することができ、荷重作用点Qの基準点Pからのずれ量xは、圧縮力検出素子46,48によって検出された圧縮力の差に応じた大きさとして取得することができる。 (もっと読む)


【課題】リーディング・トレーリング式ドラムブレーキにおいて、安価に制動トルクを検出する。
【解決手段】車両前進時にリーディングシューとして機能するブレーキシューに押付機構により加えられる駆動力と、アンカからリーディングシューに加えられるアンカ反力とに基づいてリーディングシューによる制動トルクと(168)、リーディングシューの摩擦係数とを取得する。その取得した摩擦係数からトレーリングシューの摩擦係数を推定し(170)、その推定した摩擦係数と、トレーリングシューに加えられる押付機構の駆動力とに基づいてトレーリングシューによる制動トルクを推定する(172)。リーディングシューによる制動トルクとトレーリングシューによる制動トルクとの和として全制動トルクを得る(174)。 (もっと読む)


【課題】シューとドラムの接触位置を精度良く検出し、ブレーキの応答性を向上させる。
【解決手段】ブレーキ装置は、シューをドラムに押圧する電動アクチュエータを備えている。電動アクチュエータが作動するとシューがドラムとのクリアランスを詰める方向に移動する。この場合、電動アクチュエータは、クリアランスを詰めている間はシューを移動させるだけの力を付与すればよいが、シューとドラムが接触するとシューを移動させる力にシューをドラムに押圧する押圧力を加味して電動アクチュエータを駆動させる必要がある。このため、摩擦部材と回転部材が接触すると、摩擦部材の移動量に対する電動アクチュエータの供給電流の電流勾配が急激に増加する。この急激に増加した時点シューの接触位置と検出して、この接触位置に基づいて電動アクチュエータを駆動制御することでブレーキの応答性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングを一対のブレーキシューに組み付ける手間を低減してドラムブレーキの生産性を向上させることが可能なドラムブレーキを提供する。
【解決手段】リターンスプリング24の両端部66a,66bには、そのリターンスプリング24の組付時にそのリターンスプリング24を伸長させる一対の取付治具68,70に掛け止められる第1コイル部(掛止部)24a、第2コイル部(掛止部)24bが設けられているため、一対の取付治具68,70が第1コイル部24a、第2コイル部24bを介してリターンスプリング24の両端部66a,66bを掛け止めそのリターンスプリング24を伸長させつつその両端部66a,66bを一対のブレーキシュー18,20の掛止穴32a,34aに掛け止めることによってリターンスプリング24を自動的に一対のブレーキシュー18,20に組み付けることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ドラムブレーキを押付機構の作動により解除できなくなる異常が生じた場合に、ブレーキ力を強制的に小さくする。
【解決手段】アンカ16には3つの雌ねじ穴が形成され、3つのボルト18,19,38が螺合させられる。また、バッキングプレート8のボルト38の雌ねじ穴に対応する位置には長穴52が形成される。異常によりドラムブレーキを解除できなくなった場合には、ボルト19を取り外し、ボルト38に力を加えて、アンカ16を、ボルト18を中心として矢印X方向に回動させる。一対のブレーキシュー20a,20bを縮径させることができ、ブレーキ力を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が変動して大きくなってもドラムブレーキのセルフサーボ効果を抑制して安定した制動力を発生する車両用リーディングトレーリング型ドラムブレーキを提供する。
【解決手段】
アンカー機構28は、カム部材52がその軸心c回りの一方向に回動することによりブレーキドラム12の回転方向上流側に位置するブレーキシュー20の他端部20bを第1連結部材54を介してブレーキドラム12の内周面14から離間する方向に付勢するものであるため、摩擦係数μが大きくなるとブレーキドラム12の回転方向上流側に位置するブレーキシュー20の他端部20bがカム部材52に当接する当接力F1が大きくなりカム部材52が軸心c回りの一方向に回転するので、ブレーキシュー20が第1連結部材54を介してブレーキドラム12の内周面14から離間する方向に付勢されドラムブレーキ10の制動力の上昇が抑制される。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの鳴きを抑制し、且つ、バッキングプレートを軽量化するドラムブレーキを提供する。
【解決手段】バッキングプレート16の外周縁部には、その内周部16aの板厚よりも厚く増肉された環状の増肉部16cがスピニング加工によって一体に成形されるため、その増肉部16cによってバッキングプレート16は、その外周縁部との板厚差による剛性差により板厚が均一のバッキングプレート80に比較して、ドラムブレーキ10の制動時において一対のブレーキシュー18,20の摺動面に生ずる摩擦等による振動に起因するバッキングプレートの共振モードがずれて共振点が高周波数側にずれるのでブレーキの鳴きが好適に抑制される。また、バッキングプレート16は、その一部である外周縁部が増肉されるものであるため、ブレーキの鳴きを抑制するためにバッキングプレート全体を増肉させるものに比較して軽量となる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキシューの一方隣接部にワンショット形のシュー間隙自動調整装置において、1本のアジャスタスプリングのみを備え、構成部品点数を削減して装置全体のコスト低減が図れるドラムブレーキ装置を提供すること。
【解決手段】一対のブレーキシュー11,12の一方隣接部が相対的に接近する方向に付勢するシューリタンスプリング18を配設したドラムブレーキ装置において、クオドラント72と他方のブレーキシュー12との間にアジャスタスプリング80を張設する。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの鳴きを抑制し且つバッキングプレートを軽量化するドラムブレーキを提供する。
【解決手段】バッキングプレート14は、車両の非回転部材に固定される内周部14aと一対のブレーキシュー16,18が配設される外周部14bとによって構成されており、バッキングプレート14の板厚は、外周部14bから内周部14aに向かうにつれて厚くなっているため、バッキングプレート14は、その内周部14aと外周部14bとの板厚差による剛性差により板厚が均一のバッキングプレートに比較して、ドラムブレーキ10制動時においてブレーキシューの摺動面に生ずる摩擦等による振動に起因するバッキングプレートの共振モードがずれて共振点が高周波数側にずれるのでブレーキの鳴きが抑制される。また、バッキングプレート14の板厚は、内周部14aから外周部14bに向かうにつれて薄くなっているのでバッキングプレート14が軽量となる。 (もっと読む)


31 - 40 / 130