説明

ファイバレーザ装置

【課題】 パルス波形の整形を容易かつ確実に行うことを可能としたファイバレーザ装置を提供する。
【解決手段】 ファイバレーザ1から出力された光を位相変調部2に導いて、所望の位相変調を付与することで、ファイバレーザ1内における位相分散を補償し、パルス圧縮を行う。位相変調部2で付与する位相変調量は、出力光を光分岐部3で分岐し、そのパルス幅をパルス幅評価装置4で評価して、位相変調部2を制御する位相変調量制御部5へと導くことで、フィードバック制御を行うことにより、調整される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファイバレーザ装置に関し、特に、波形整形された短パルス光を発することのできるファイバレーザ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
物体と光の干渉作用に基づく光反応によって化学反応や物理現象を制御する可能性が示唆されている(例えば、非特許文献1、2参照)。これらの文献で紹介されている短光パルスは連続光と異なり、異なる周波数のコヒーレントな光が集合したものである。周波数が異なる光は、異なるエネルギーを有するが、ハイデルベルグの不確定性原理により、パルス幅が短いほどその中に含まれるエネルギー範囲は広くなる。分子の状態は、特有のエネルギー値によって定まり、対応するエネルギー値を与えるコヒーレントな光を分子に衝突させることで、分子の状態を変えることができる。
【0003】
このような特定のエネルギー値をパルス光に与えるには、パルスを構成するいろいろな周波数成分の相対的強度分布、もしくは周波数成分間の位相関係を変えること、すなわち、パルスの波形を変形することによって行うことができる。このようなパルス波形の変形については、特許文献1記載の技術が知られている。
【非特許文献1】P.ブルマーら著「レーザーによる化学反応の制御」出版社、日経サイエンス1995年5月号86〜93頁
【非特許文献2】原民夫著「X線レーザー」光エレクトロニクス第130委員会第196研究会資料8〜13頁、1996年
【特許文献1】特開平10−223959号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、レーザ光源としてレーザ媒質に光ファイバを用いるファイバレーザが知られている。このようなファイバレーザ装置では、励起光の条件や、周囲の温度等の環境パラメータに影響されて、光学定数が変動しやすく、この結果、共振器の分散量が変化してしまい、最短パルス幅条件では充分なパルス出力が得られなくなるケースが発生しやすい。一方で、レーザ発振の条件は厳密であるため、条件を左右する共振器の調整や、温度、励起光強度等を大きく変動させることは好ましくない。
【0005】
そこで本発明は、パルス波形の整形を容易かつ確実に行うことを可能としたファイバレーザ装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係るファイバレーザ装置は、光ファイバからなるレーザ媒質と、このレーザ媒質を励起する励起光を発する励起光源と、この励起光源からレーザ媒質に励起光を導く導光手段と、レーザ媒質の両端に配置されてレーザ媒質と合わせて共振器を構成する一対のレーザミラーとを備えるファイバレーザ装置において、共振器からの出力光路上に配置され、レーザ共振器内における位相分散を補正して、出力パルス幅を圧縮する位相変調部をさらに備えていることを特徴とする。位相変調部は、共振器で発生する分散量の変化に応じて位相フィルタリングを行い、その分散を補正する。
【0007】
この位相変調部は、1枚以上のチャープミラーを備えているとよい。誘電体多層膜ミラーを用いたチャープミラーにより分散補償を行う。
【0008】
あるいは、位相変調部は、入力光を分光する分光素子と、分光された光を伝達する入力光伝達光学系と、入力光伝達光学系により導入される分光光を位相変調する空間光位相変調素子と、位相変調された分光光を伝達する出力光伝達光学系と、出力光伝達光学系で伝達された分光光を合成する合波素子とを備えているとよい。空間光位相変調素子では、分光された波長成分ごとに位相変調量を調整し、位相変調された分光光は合波素子によって合成された後に出力される。
【0009】
分光素子および合波素子は、回折格子またはプリズムであるとよい。また、入力光伝達光学系と前記出力光伝達光学系は、シリンドリカルレンズまたはシリンドリカルミラーであってもよい。
【0010】
回折格子またはプリズムにより、異なる波長成分を有する入力光を一次元方向に波長分布を持つ光に分光したり、逆に一次元方向に波長分布を持つ光を異なる波長成分を有する出力光に合波できる。ここで、一次元方向に波長分布を持つ光を出力する場合には、各波長成分は平行光を維持しつつ、全体として扇形に広がるため、シリンドリカルレンズまたはシリンドリカルミラーで各波長成分を空間光位相変調素子上の異なる位置へ集光するとよい。逆に、回折格子またはプリズムによって合波を行うためには、入力光が一点(焦点)に集中している必要があり、空間光位相変調素子の出力光に対して、入力光とは逆の光路に相当する機能を果たすシリンドリカルレンズまたはシリンドリカルミラーによりこの集光を行う。
【0011】
位相変調部は、位相分散補償が容易になる2次の位相分散を有する光学素子であるとよい。この光学素子の光軸に対する角度を調整する角度調整機構をさらに備えているとよい。角度調整によって位相分散の補償量を調整可能となる。
【0012】
光学素子の分散特性は、1560nm付近の波長領域において、位相の各周波数による2次微分係数が1〜2×10−26であるとよい。このような特性に設定すると、1560nmの光を発するファイバレーザ装置からの出射光のパルス圧縮に好適である。
【0013】
位相変調部を通過したレーザ光の一部を分岐する分岐手段と、その分岐光を受光して、パルス幅と相関性のある情報に基づいて、そのパルス幅を評価するパルス幅評価部と、パルス幅評価部の評価結果に基づいて位相変調部の位相変調量を制御する制御部と、をさらに備えているとよい。パルス幅と相関性のある情報としては、第二高調波の強度等があげられる。位相変調により得られたレーザ光のパルス幅を評価して評価結果に基づいて位相変調量を制御するフィードバック制御を実施する。
【0014】
パルス幅評価部は、レーザ光の波長領域において実質的に感度を有さず、その半波長領域において感度を有している光検出器により分岐光を受光するとよい。このようにすると、2光子吸収により非線形な出力を得ることができ、パルス幅検出が容易になる。
【0015】
こうした光検出器としては、シリコンフォトダイオード、シリコンアバランシェフォトダイオード、CdS、光電子増倍管等が挙げられる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、レーザ共振器内における位相分散を共振器外部に設けた位相変調部により補償し、パルス幅を圧縮することで、出力パルス光を所望のパルス波形に整形することができる。
【0017】
チャープミラーや空間光位相変調素子を用いて、この位相変調を行うことで、位相分散補償を簡便かつ確実に行うことができる。
【0018】
さらに、出力光を分岐してそのパルス幅をモニタリングすることでフィードバック制御を行い、所望のパルス波形を確実に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
【0020】
図1は、本発明に係るファイバレーザ装置の一実施形態の全体構成を示すブロック図であり、図2がそのファイバレーザ部1の構成例を示すブロック図であり、図3は、その位相変調部2の構成を示すブロック図である。
【0021】
ファイバレーザ部1の出射光路(主光路)上に位相変調部2、光分岐部3が配置され、光分岐部3で主光路から分岐された分岐光路上にパルス幅評価装置4が配置され、パルス幅評価装置4の出力信号が位相変調量制御部5へと入力されている。この位相変調量制御部5が位相変調部2の作動を制御する。
【0022】
ファイバレーザ部1は、例えば、Er、Yb等の希土類をコアにドープした光ファイバをレーザ媒質13として用いており、このレーザ媒質13の両端に一対のミラー12、14(レーザミラー対)を配置して、共振器を構成している。励起光源部10としては、レーザダイオード等を用いることができる。この励起光源部10から出射された光は、単体もしくは複数の光学部品(ミラー、レンズ等)を組み合わせて形成した集光部11により、レーザ媒質13の入力端に導かれる。
【0023】
位相変調部は、空間光位相変調素子22を中心に構成され、この空間光位相変調素子22を一対のシリンドリカルレンズ21、23で挟み込み、これをさらに一対の回折格子20、24で挟み込むことで構成される。ファイバレーザ部1からの光は、入力側の回折格子20に入射される。空間光位相変調素子22の作動は、位相変調量制御部5によって制御される。シリンドリカルレンズ21、23に代えてシリンドリカルミラーを用いてもよく、回折格子20、24に代えてプリズムを用いてもよい。
【0024】
ここで、空間光位相変調素子22には、例えば、液晶を用いた透過型の空間光変調器が用いられる。このような空間光変調器を用いることで、波長成分ごとの位相変調量を細かく制御することができる。もちろん、反射型の空間光変調器を用いることもできるが、この場合には、周囲の光学系をこれに合わせて変形する必要がある。
【0025】
光分岐部3は、ハーフミラー、ビームスプリッター等から構成され、入力された光の大部分を通過させる一方、その一部をパルス幅評価装置4へと導くものである。
【0026】
パルス幅評価装置4は、図示を省略するが、入射光(入力される分岐光)を非線形に変換する変換部と変形した光を検出する検出部とから構成される。変換部には、入射光を第二高調波に変換するリチウムナイオベート(LiNbO;LN)結晶やリチウムタンタレート(LiTaO;LT)結晶等を用いるとよい。検出部としては、フォトダイオード等の通常の光検出器を用いることができるが、応答速度はパルス幅に比較して遅くてもよい。
【0027】
このファイバレーザ装置の動作について説明する。励起光源部10から発せられた励起光であるレーザ光は、集光部11によりミラー12を経てレーザ媒質13へ導入される。レーザ媒質13では、励起光がドープされている希土類に吸収され、励起により光が発せられる。発せられた光をミラー12、14間で複数回反射させることで、増幅する。増幅された光はパルス光としてミラー14を通過し、ファイバレーザ部1から出力される。
【0028】
ファイバレーザ部1から出力された光は、回折格子20により、光路と略直交する一次元方向(図3における紙面の平面方向)に波長分布を有する光に分光される。分光された光は、シリンドリカルレンズ21によって、空間光位相変調素子22上へと結像されるとともに、空間的に分離される。空間光位相変調素子22には、位相変調量制御部5によって所望の位相変調特性が設定されている(設定される位相変調特性については後述する)。空間光位相変調素子22に導入される光は、一次元方向に波長分布を有しており、異なる波長の光は異なる位置に入射する。そこで、位置に応じて位相変調量を制御することにより、波長に対する位相変調量、つまり、位相変調特性を調整することができる。
【0029】
空間光位相変調素子22を通過して所定の状態に位相変調された光は、シリンドリカルレンズ23によって集光され、回折格子24によって同一光軸に合波され、複数の周波数成分を有する出力光に変換され、位相変調部2から出力される。出力された光の一部は、光分岐部3によってパルス幅評価装置4へと導かれる。
【0030】
上述した構成のパルス幅評価装置4においては、平均光強度が同一であればパルス幅が狭いほど光検出器の出力は大きくなる。したがって、位相変調量制御部5は、光検出器の出力が大きくなるように位相変調量をフィードバック制御することにより所望のパルス圧縮に最適な位相変調特性を実現することができる。この場合のフィードバック制御アルゴリズムとしては、焼き鈍し法(Simulated Annealing)や遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm)等を用いることができる。これにより、所望のパルス波形を得ることができる。
【0031】
本装置において、パルス圧縮を行った場合の、位相変調特性(位相フィルタ特性)を図4に、圧縮前後のパルス波形計測結果を図5に比較して示す。この場合の位相変調特性は、周波数ないし波長に対して2次関数の波形を有している。そして、波長1560nmにおける分散特性φ"(ω)、すなわち、位相の各周波数に対する二次微分が1.5×10−26であった。これにより、図5(a)に示される多数のパルスが連続した入力光を図5(b)に示されるようにほぼ短パルスといえるパルス波形に整形でき、本発明の効果が確認された。実際の装置の運用においては、波長1560nmにおける分散特性φ"(ω)は、1〜2×10−26とすることが好ましい。このときに使用するファイバレーザ一には、Erをコアにドープした光ファイバをレーザ媒質13として用いることができる。また、ファイバレーザ部1と光分岐部3との間に光アンプを配置してもよい。
【0032】
ここでは、位相変調部2に、波長ごとの分散パラメータ(位相変調量)を独立に調整可能な空間光変調器を用いる例を説明したが、本発明における位相変調部はこれに限られるものではない。例えば、パルス圧縮に適したパラメータが、理論または実験により既知の場合には、このパラメータを実現可能な固定分散特性を有する光フィルタを用いることができる。このような光フィルタは、誘電体多層膜により実現可能である。
【0033】
一方、温度等の周辺環境や励起光条件等によってパルス圧縮に最適なパラメータは変動するので、これを微調整する必要がある。図6は、位相変調部の別の実施形態を説明する図である。この位相変調部2aは、そのような調整機構を備えるものであり、誘電体多層膜からなる位相フィルタ25は、角度調整機構26により、転動可能に支持されるとともに、角度調整機構26に内蔵されているモータによって位相フィルタ25の光軸に対する角度が調整可能となっている。この角度調整機構26による角度調整を位相変調量制御部5により制御することで、最適なパルスが得られるようフィードバック制御する。なお、角度を変化させることで、位相フィルタ25のフレネル反射率が変動するが、その影響はあらかじめ評価しておき、位相変調量制御部5で、この影響を考慮して制御を行うようにするとよい。
【0034】
また、光軸に対して傾いた位相フィルタ25を挿入することで、光軸がシフトしてしまうので、図7に示されるように、一対の位相フィルタ25a、25bを光軸に直交する面に対して対称に配置することで、光軸のシフトを相殺するとよい。この場合、個々の位相フィルタ25a、25bの設計値は、1枚の位相フィルタ25で構成する場合と比較して、概ね半分の位相変調量を与えるようにするとよい。図7では、図示を省略しているが、個々の位相フィルタ25a、25bに対して、あるいは、両者を共通で駆動する角度調整機構26を備えてもよい。
【0035】
また、パルス幅評価装置4は、上述した形態に限られるものではない。例えば、レーザの波長に対して実質的に感度を有さず、その約半分の波長に対して感度を有する検出器を用いると、2光子吸収により非線形な出力を得ることができ、パルス幅を評価する情報を得ることができる。このような検出器としては、1560nmのレーザに対しては、Si系の検出器、例えば、シリコンフォトダイオードやシリコンアバランシェフォトダイオードを用いることができる。また、CdSのように光導電型の検出器を用いてもよい。あるいは、800nm帯に感度を有するマルチアルカリ光電面の検出器などを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係るファイバレーザ装置の一実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す装置のファイバレーザ部1の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す装置の位相変調部2の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の位相変調部に与える位相変調特性の例である。
【図5】図4に示される位相変調を用いた場合の、圧縮前後のパルス波形計測結果を比較して示すグラフである。
【図6】位相変調部の別の実施形態を説明する図である。
【図7】位相変調部のさらに別の実施形態を説明する図である。
【符号の説明】
【0037】
1…ファイバレーザ部、2…位相変調部、3…光分岐部、4…パルス幅評価装置、5…位相変調量制御部、10…励起光源部、11…集光部、12、14…ミラー、13…レーザ媒質、20、24…回折格子、21、23…シリンドリカルレンズ、22…空間光位相変調素子、25…位相フィルタ、26…角度調整機構。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ファイバからなるレーザ媒質と、前記レーザ媒質を励起する励起光を発する励起光源と、前記励起光源から前記レーザ媒質に励起光を導く導光手段と、前記レーザ媒質の両端に配置されて前記レーザ媒質と合わせて共振器を構成する一対のレーザミラーとを備えるファイバレーザ装置において、
前記共振器からの出力光路上に配置され、レーザ共振器内における位相分散を補正して、出力パルス幅を圧縮する位相変調部をさらに備えていることを特徴とするファイバレーザ装置。
【請求項2】
前記位相変調部は、1枚以上のチャープミラーを備えていることを特徴とする請求項1記載のファイバレーザ装置。
【請求項3】
前記位相変調部は、入力光を分光する分光素子と、分光された光を伝達する入力光伝達光学系と、前記入力光伝達光学系により導入される分光光を位相変調する空間光位相変調素子と、位相変調された分光光を伝達する出力光伝達光学系と、前記出力光伝達光学系で伝達された分光光を合成する合波素子とを備えていることを特徴とする請求項1記載のファイバレーザ装置。
【請求項4】
前記分光素子および前記合波素子は、回折格子またはプリズムであることを特徴とする請求項3記載のファイバレーザ装置。
【請求項5】
前記入力光伝達光学系と前記出力光伝達光学系は、シリンドリカルレンズまたはシリンドリカルミラーであることを特徴とする請求項4記載のファイバレーザ装置。
【請求項6】
前記位相変調部は、2次の位相分散を有する光学素子であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のファイバレーザ装置。
【請求項7】
前記光学素子の光軸に対する角度を調整する角度調整機構をさらに備えていることを特徴とする請求項6記載のファイバレーザ装置。
【請求項8】
前記光学素子の分散特性は、1560nm付近の波長領域において、位相の各周波数による2次微分係数が1〜2×10−26であることを特徴とする請求項6記載のファイバレーザ装置。
【請求項9】
前記位相変調部を通過したレーザ光の一部を分岐する分岐手段と、
分岐光を受光して、パルス幅と相関性のある情報に基づいて、そのパルス幅を評価するパルス幅評価部と、
前記パルス幅評価部の評価結果に基づいて前記位相変調部の位相変調量を制御する制御部と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のファイバレーザ装置。
【請求項10】
前記パルス幅評価部は、レーザ光の波長領域において実質的に感度を有さず、その半波長領域において感度を有している光検出器により分岐光を受光することを特徴とする請求項9記載のファイバレーザ装置。
【請求項11】
前記光検出器は、シリコンフォトダイオード、シリコンアバランシェフォトダイオード、CdS、光電子増倍管のいずれかであることを特徴とする請求項10記載のファイバレーザ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−41310(P2007−41310A)
【公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−225778(P2005−225778)
【出願日】平成17年8月3日(2005.8.3)
【出願人】(000236436)浜松ホトニクス株式会社 (1,479)
【Fターム(参考)】