説明

ロックボタンおよびそれを備えた電子機器

【課題】簡便に操作することができるロックボタンおよびそれを備えた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】開口部を有するケースおよび前記ケースに取り付けられて前記開口部を開閉するカバーを有する電子機器に用いられ、前記カバーをロックして前記開口部を閉状態に維持し、前記カバーのロックを解除して前記開口部を開状態とするロックボタンであって、
前記ケースの外面に回動可能に取り付けられるボタン本体と、前記カバーの一部と係合可能なように前記ボタン本体に設けられた係止爪と、前記ボタン本体に設けられた操作部とを有し、
前記操作部は、指で摘んで前記ボタン本体を回動操作するための摘みと、道具を差し入れて前記ボタン本体を回動操作するための溝とを有することを特徴とするロックボタン。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケースの開口部を開閉するカバーをロックするロックボタンおよびそれを備えた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
コイン形電池を用いる小型電子機器として、例えば、特許文献1には、コイン形電池を収納する電池収納凹部を有するケースと、電池収納凹部の開口部を開閉する電池蓋と、電池蓋を閉状態にロックするロック機構とを備えた小型電子機器が記載されている。
【0003】
前記ロック機構は、電池蓋に回転可能に設けられたボタン形のロック操作軸と、ロック軸に設けられてケースの一部に形成された係止部に係止可能な係止片と、ロック軸の表面に形成された凹溝とを有してなる。すなわち、このロック機構は、コインを凹溝に挿入してロック軸を一方向へ回すことにより、ロック軸と共に係止片を回動させ、係止片をケースの係止部に係止させて電池蓋をロックして閉状態を維持し、ロック軸を逆方向へ回すことにより、係止片を係止部から離脱させて電池蓋のロックを解除し、電池蓋を開くように構成されている。
【0004】
また、前記凹溝の代わりに、直線状に延びる凸形の摘みをロック軸の表面に有するロック機構も、小型電子機器の電池蓋のロック機構として従来から使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−123134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記凹溝を有するロック機構を操作する場合、コインを所持していないと操作することができない。
また、前記摘みを有するロック機構を操作する場合、手の指の爪が長いユーザーや指が太いユーザーなどは、小さな摘みを摘んで回すといった操作をすることが困難である。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡便に操作することができるロックボタンおよびそれを備えた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かくして、本発明によれば、開口部を有するケースおよび前記ケースに取り付けられて前記開口部を開閉するカバーを有する電子機器に用いられ、前記カバーをロックして前記開口部を閉状態に維持し、前記カバーのロックを解除して前記開口部を開状態とするロックボタンであって、
前記ケースの外面に回動可能に取り付けられるボタン本体と、前記カバーの一部と係合可能なように前記ボタン本体に設けられた係止爪と、前記ボタン本体に設けられた操作部とを有し、
前記操作部は、指で摘んで前記ボタン本体を回動操作するための摘みと、道具を差し入れて前記ボタン本体を回動操作するための溝とを有するロックボタンが提供される。
【0009】
また、本発明の別の観点によれば、開口部を有するケースおよび前記ケースに取り付けられて前記開口部を開閉するカバーを有する機器本体と、該機器本体に取り付けられた前記ロックボタンとを備えた電子機器が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明のロックボタンによれば、操作部に摘みと溝の両方が設けられているため、コインを所持していない場合は摘みを摘んで操作部を回動操作することができ、また、手の指の爪が長いユーザーや指が太いユーザーなどは、摘みを摘んで回し難いため、コインを溝に差し入れて操作部を回動操作することができる。
すなわち、本発明によれば、操作部の使用範囲が広くなるロックボタンが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1(A)】本発明のロックボタンの実施形態1を示す斜視図である。
【図1(B)】実施形態1のロックボタンの側面図である。
【図1(C)】実施形態1のロックボタンの側断面図である。
【図2】実施形態1のロックボタンを備えた本発明の電子機器を裏側から見た背面図である。
【図3】図2の電子機器の側断面図である。
【図4】図2の電子機器のケースにおけるロックボタン付近を示す部分拡大図である。
【図5】図2の電子機器のカバーにおける係合部付近を示す部分拡大図である。
【図6】図2の電子機器のロックボタンのロック状態を示す部分断面図である。
【図7(A)】図2の電子機器のロックボタンのロック状態を示す部分背面図である。
【図7(B)】図2の電子機器のロックボタンのロック解除状態を示す部分断面図である。
【図8】本発明のロックボタンの実施形態2を示す斜視図である。
【図9】本発明のロックボタンの実施形態3を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のロックボタンは、開口部を有するケースおよび前記ケースに取り付けられて前記開口部を開閉するカバーを有する電子機器に用いられ、前記カバー(蓋)をロックして前記開口部を閉状態に維持し、前記カバーのロックを解除して前記開口部を開状態とするロックボタンである。
【0013】
ここで、電子機器としては、例えば、携帯電話(所謂「スマートフォン」を含む)、ノートパソコン、タブレット型パソコンといった携帯型情報端末、携帯型音楽プレーヤー、携帯型DVDプレーヤー、携帯型レコーダー、デジタルカメラ、電子辞書等の小型電子機器、ディスクトップパソコン、薄型テレビ、ステレオシステム、プロジェクター等のAV機器が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
このような電子機器のケースは、前記開口部の位置に、例えば、電池を収納する電池収納凹部や、あるいは、外部電源、外部機器等と接続するための端子を収納する端子収納凹部を有している場合がある。本発明のロックボタンは、このような収納凹部の蓋であるカバーのロック機構として用いられる。
【0014】
前記ロック機構としての本発明のロックボタンは、前記ケースの外面に回動可能に取り付けられるボタン本体と、前記電子機器のカバーの一部と係合可能なように前記ボタン本体に設けられた係止爪と、前記ボタン本体に設けられた操作部とを有し、前記操作部は、指で摘んで前記ボタン本体を回動操作するための摘みと、道具を差し入れて前記ボタン本体を回動操作するための溝とを有する。
前記摘みと溝を有する操作部の構造は、特に限定されるものではないが、例えば、次の(1)〜(3)のように構成してもよい。
【0015】
(1)前記操作部において、前記摘みは前記ボタン本体の表面に直線凸形に形成され、前記溝は前記摘みの一部および前記ボタン本体の表面を切り欠いて前記摘みと直交する方向に直線凹形に形成されている。
(2)前記操作部において、前記摘みは前記ボタン本体の表面に直線凸形に平行に一対形成され、前記溝は前記一対の摘みの間に設けられている。
(3)前記操作部において、前記摘みは前記ボタン本体の表面の外周部付近に突起形に形成され、前記溝は前記ボタン本体の表面を二分するように前記摘みを避けた位置に形成されている。
【0016】
本発明のロックボタンを備えた電子機器において、前記ケースは、前記摘みが前記ケースから外側へ突出しないように前記ロックボタンを収納するボタン収納凹部を有してもよい。これにより、電子機器が、例えば、携帯電話である場合、携帯電話を持ったときに操作部の摘みが手に当たり、携帯電話を持った感触が悪くなるということがない。また、誤って携帯電話を落とした場合、摘みが床に当たって衝撃が操作部に集中し、操作部が破損することがなくなる。
【0017】
以下、図面を参照しながら本発明のロックボタンおよびそれを備えた電子機器の実施形態を詳説する。なお、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
【0018】
(実施形態1)
図1(A)は本発明のロックボタンの実施形態1を示す斜視図であり、図1(B)は側面図であり、図1(C)は側断面図である。
実施形態1のロックボタン10は、ボタン本体11と、係止爪12と、操作部13とを備える。なお、本明細書では、ロックボタン10の操作部13側を上部とし、その反対側を下部として説明する。
【0019】
ボタン本体11は、凸曲面状の表面(上面)11a1を有する大径ディスク部11aと、大径ディスク部11aの裏面(下面)に連設された中径軸部11bと、中径軸部11bに連設された小径軸部11cとを有する。また、大径ディスク部11aの下面の中径軸部11bの近傍には、円環状の凹周溝11a2が形成されており、この凹周溝11a2には後述のOリングが嵌め込まれる。
【0020】
係止爪12は、大径ディスク部11aの外周面に所定の中心角度範囲(この場合、約90°)に亘って形成された円弧状凸部である。
【0021】
操作部13は、大径ディスク部11aの表面11a1に直線凸形に形成された摘み13aと、摘み13aの一部(長手方向の中間部)および大径ディスク部11aの表面11a1を切り欠いて摘み13aと直交する方向に直線凹形に形成された溝13bとを有し、摘み13aと溝13bとで十字形に形成されている。なお、実施形態1では、摘み13aの一端側に係止爪12が配置された場合を例示しているが、係止爪12の位置は特に限定されず、溝13bの一端側であってもよい。
【0022】
摘み13aは、大径ディスク部11aの下面から摘み13aの上面までの距離Hが一定になる高さ寸法で形成されている。これにより、大径ディスク部11aの表面11a1からの摘み13aの出っ張りは長手方向の中間部よりも両端部の方が大きくなり、それによって両端部に親指と人差し指を掛けやすくなり、ロックボタン10を回しやすくなっている。
【0023】
溝13bの底は、図1(C)に示すように、長手方向の両端部から中間部に向かうにつれて深くなるよう断面円弧形に形成されている。これにより、二点差線で示すコインC(例えば1円玉)を溝13bに挿入すると、溝内の両側面における長手方向両端部がコインCと十分に接触でき、コインCにてロックボタン10を回しやすくしている。
【0024】
図2は実施形態1のロックボタンを備えた本発明の電子機器を裏側から見た背面図であり、図3は図2の電子機器の側断面図である。図4は図2の電子機器のケースにおけるロックボタン付近を示す部分拡大図であり、図5は図2の電子機器のカバーにおける係合部付近を示す部分拡大図であり、図6は図2の電子機器のロックボタンのロック状態を示す部分断面図である。また、図7(A)は図2の電子機器のロックボタンのロック状態を示す部分背面図であり、図7(B)は図2の電子機器のロックボタンのロック解除状態を示す部分断面図である。実施形態2では、電子機器としてスマートフォン100の場合を例示している。
【0025】
このスマートフォン100は、電池収納凹部110aを有するケース110、ケース110に取り付けられて電池収納凹部110aの開口部112aを開閉するカバー120、タッチパネル130、ケース110内に設けられてスマートフォン100を機能させる図示しない電子部品部および電池を有する機器本体140と、機器本体140に取り付けられた前記ロックボタン10とを備える。なお、本明細書では、スマートフォン100の長手方向における電池収納凹部110a側を下部とし、その反対側を上部として説明する。
【0026】
ケース110は、前面側と裏面側に二分割できるよう、四角形の窓部を有する前面部111と、前記開口部112aを有する裏面部112とを有してなる。
前面部111は、前記窓部にタッチパネル130を嵌め込み固定するために、窓部内周に沿ってパネル受け片111aが設けられている。
裏面部112は、開口部112aの上方近傍位置に、摘み13aが裏面部112から外側へ突出しないようにロックボタン10を収納するボタン収納凹部112bを有している。
【0027】
さらに詳しく説明すると、裏面部112の外面における開口部112aの外周部、すなわち、カバー120と重なる部分は、カバー120の厚み程度窪んだ窪み部112cとなっている。これにより、裏面部112の外面と窪み部112cとの間に段差面112dが形成され、この段差面112dにカバー120の上端面が当接するようになっている。
また、裏面部112の開口部112aの内周部に沿って内鍔片112a1が設けられており、窪み部112cと内鍔片112a1との間に段差面112eが形成されている。
【0028】
前記ボタン収納凹部112bは、裏面部112の長手方向の中間位置に配置されており、窪み部112cの位置に設けられた四角形部分と、段差面112dから上方へ食い込むように設けられた半円形部分とからなり、四角形部分と半円形部分との間に、ロックボタン10の中径軸部11bを枢支する孔部112b1が形成されている。半円部分は、ロックボタン10の大径ディスク部11aの外径とほぼ等しい内径を有している。
そして、孔部112b1から突出したロックボタン10の小径軸部11cの外周に、O形またはC形の金属リング51が嵌め込まれることにより、ロックボタン10の抜け止めが施される。また、ロックボタン10の大径ディスク部11aの下面の凹周溝11a2にOリング30が嵌め込まれており、これによりOリング52がボタン収納凹部112bの底面に密着して防水している。
【0029】
また、図4と図6に示すように、ロックボタン10のロック状態において、係止爪12はボタン収納凹部112bの四角形部分に位置しており、このとき、係止爪12の一端12aが当接してロックボタン10の回動を規制する第1ストッパ112b2が四角形部分に設けられている。また、段差面112dにおける第1ストッパ112b2とは反対側およびボタン収納部112bの半円形部分の内周面の一部には、ロックボタン10を90°回動させたときに係止爪12を通過させるスリット112d1が形成されている。さらに、裏面部112の内面側には90°回動させたロックボタン10の係止爪12の他端12bと当接して回動を規制する第2ストッパ112b3が設けられている。
【0030】
図5と図6に示すように、カバー120の上端には、ロックボタン10の係止爪12と係合する係合部121が設けられている。
係合部121は、カバー120の上端から下方へ半円形に食い込んで形成された半円形切欠き部121aと、カバー120の内面に突出して設けられた半円筒部121bと、半円筒部121bの先端に所定の中心角度(この場合、約90°)に亘って設けられた円弧形の係止片121cとを有し、半円形切欠き部121aと係止片121cとによって円弧形の係合溝121dが形成されている。
【0031】
また、カバー120の内面には、ケース110の裏面部112の開口部112a(段差面112e)に嵌り込む四角い枠形のリム122が設けられると共に、リム122の外周面に形成された溝にOリング123が嵌め込まれている。
また、ケース110の裏面部112の開口部112aにおけるボタン収納凹部112bと反対側にはノッチ112a1が形成されると共に、カバー120の下端には前記ノッチ112a1と着脱可能に嵌合する突起122が形成されている。
【0032】
このように構成されたスマートフォン100によれば、図2と図3と図6に示すように、カバー120がケース110に取り付けられたロック状態において、ノッチ112a1に突起122が嵌り込み、係合部121がボタン収納凹部112bの四角形部分に収納され、ロックボタン10の係止爪12が係合部121の係合溝121d内に嵌め込まれている。これにより、係止片121cが係止爪12に係止して抜け止めされ、カバー120がケース110から外れないようになっている。
このとき、カバー120のリム122のOリング123が、ケース110の開口部112aの段差面112eに密着することにより防水している。
【0033】
カバー120を取り外す際は、図7(A)に示すように、ロックボタン10を約90°回動させることにより、係合部121から係止爪12が離脱してロックが解除されるため、カバー120を持ち上げれば簡単に取り外すことができる。
このとき、前記のように、摘み13aを指で摘んでロックボタン10を回すことができ、あるいは、コインCを溝13bに差し込んでコインCと共にロックボタン10を回すこともできる。
【0034】
(実施形態2)
図8は本発明のロックボタンの実施形態2を示す斜視図である。
実施形態2のロックボタン20が実施形態1のロックボタン10(図1(A)参照)と異なる点は、操作部23の構成のみであり、その他の構成は実施形態1と概ね同様である。以下、実施形態2における実施形態1とは異なる点を主に説明する。
【0035】
実施形態2のロックボタン20において、操作部23は、ボタン本体21の表面21a1に直線凸形に平行に形成された一対の摘み23aと、一対の摘み23aの間の溝23bとを有してなる。
このロックボタン20も、実施形態1と同様に、コインと指の両方で操作部23を回動操作することができる。
【0036】
(実施形態3)
図9は本発明のロックボタンの実施形態3を示す斜視図である。
実施形態3のロックボタン30が実施形態1のロックボタン10(図1(A)参照)と異なる点も、操作部33の構成のみであり、その他の構成は実施形態1と概ね同様である。以下、実施形態3における実施形態1とは異なる点を主に説明する。
【0037】
実施形態3のロックボタン30において、操作部33は、ボタン本体31の表面31a1の外周部付近に円柱突起形に形成された摘み33aと、ボタン本体31の表面31a1を二分するように摘み33aを避けた位置に形成された溝33bとを有してなる。なお、ボタン本体31の表面31a1における摘み33aと反対側に、もう一つ摘みを設けてもよい。
このロックボタン30も、実施形態1と同様に、コインと指の両方で操作部33を回動操作することができる。
【符号の説明】
【0038】
10、20、30 ロックボタン
11、21、31 ボタン本体
11a1、21a1、31a1 表面
12 係止爪
13、23、33 操作部
13a、23a、33a 摘み
13b、23b、33b 溝
100 スマートフォン(携帯型情報端末、電子機器)
110 ケース
110a 電池収納凹部
112a 開口部
112b ボタン収納凹部
120 カバー
140 機器本体
【図1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部を有するケースおよび前記ケースに取り付けられて前記開口部を開閉するカバーを有する電子機器に用いられ、前記カバーをロックして前記開口部を閉状態に維持し、前記カバーのロックを解除して前記開口部を開状態とするロックボタンであって、
前記ケースの外面に回動可能に取り付けられるボタン本体と、前記カバーの一部と係合可能なように前記ボタン本体に設けられた係止爪と、前記ボタン本体に設けられた操作部とを有し、
前記操作部は、指で摘んで前記ボタン本体を回動操作するための摘みと、道具を差し入れて前記ボタン本体を回動操作するための溝とを有することを特徴とするロックボタン。
【請求項2】
前記操作部において、前記摘みは前記ボタン本体の表面に直線凸形に形成され、前記溝は前記摘みの一部および前記ボタン本体の表面を切り欠いて前記摘みと直交する方向に直線凹形に形成されている請求項1に記載のロックボタン。
【請求項3】
前記操作部において、前記摘みは前記ボタン本体の表面に直線凸形に平行に一対形成され、前記溝は前記一対の摘みの間に設けられている請求項1に記載のロックボタン。
【請求項4】
前記操作部において、前記摘みは前記ボタン本体の表面の外周部付近に突起形に形成され、前記溝は前記ボタン本体の表面を二分するように前記摘みを避けた位置に形成されている請求項1に記載のロックボタン。
【請求項5】
開口部を有するケースおよび前記ケースに取り付けられて前記開口部を開閉するカバーを有する機器本体と、該機器本体に取り付けられた請求項1〜4のいずれか1つに記載のロックボタンとを備えた電子機器。
【請求項6】
前記ケースは、前記摘みが前記ケースから外側へ突出しないように前記ロックボタンを収納するボタン収納凹部を有する請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記ケースは、前記開口部の位置に電池収納凹部を有する請求項5または6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記機器本体が携帯型情報端末である請求項5〜7のいずれか1つに記載の電子機器。

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2013−105661(P2013−105661A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−249767(P2011−249767)
【出願日】平成23年11月15日(2011.11.15)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】